LINEがLINE Payのテコ入れ策を発表

先日LINE Payで最大20%残高バックキャンペーン始まる。しかし条件が微妙で最近のLINE Payは何か迷走しているようような気がすると書きました。

だからというわけではないのでしょうが、LINEから突然LINE Payのテコ入れ策が発表されました。

LINE Payのテコ入れ策

今回の施策の内容は以下のページで参照できます。

LINE Pay コード決済普及施策
【LINE Pay】コード決済普及施策を発表 | LINE Corporation | ニュース

施策の大きな柱は以下の3つです。

  1. 事業者むけ決済アプリ「LINE Pay 店舗用アプリ」の提供開始
  2. 3年間の「LINE Pay店舗用アプリ」QRコード決済手数料を無料化
  3. インセンティブプログラム「マイカラー」制度をアップグレード

1番目と2番目は事業者向けのLINE Pay普及策ですね。使えるお店が増えればエンドユーザーにもいずれメリットは出てくると思いますが、とりあえず直接的には我々個人にはあまり関係がありません。

個人で注目すべきは、やはり3番目のインセンティブプログラム「マイカラー」制度の改善です。

「マイカラー」制度の改善内容

ではこの「マイカラー」制度の改善とは何なのかを順に見ていきます。

コード支払い時の還元率3%上乗せ

まずは何といっても還元率の上乗せです。

具体的には 2018年8月からの1年間、カラーバッジ保有者のLINE Pay コード支払いに限り、各カラーで定められた還元率に3%が上乗せされます。

現状私のバッジカラーはポイントが付く中では最低のレッドで、通常では還元率は0.5%しかありません。これが8月からはコード支払い時に限りますが3.5%になるわけで、この還元率は色々な決済方法の中でもトップクラスとなります。

更にバッジカラーの良い人なら最大で5%還元まで狙えることになり、1年限定とはいえLINEもなかなか思い切ったものだと思います。おそらく最近のKyashの2%還元による追い上げなども意識してのことではないでしょうか。

「コード支払い」の決済金額上限10万円の撤廃

もう一つは、「コード支払い」に関してはポイント付与対象決済金額10万円までの制限を完全撤廃することです。

これは毎月比較的多額のコード支払いを使う人から改善要望が多かったのかもしれません。

またここでも、LINE Payの中でもコード支払いだけが優遇されている様子が見て取れます。

自分の対応方針

以上の発表を受け、私としてはやはり3.5%の還元率は魅力的ですので、LINE Payのコード決済が使えるお店では8月からこれを使っていこうと考えています。

といっても現状、日常で使うお店でLINE Pay コード決済が使えるのはローソンとドラッグストアの「くすりのレディ」くらいのものですが。

ただ上記のページでは触れられていませんが、LINE Payは2018年秋からQUICPayに対応することも発表されています。

これで利用可能店舗が一段と増えるはずですので、QUICPay利用時の還元率がどうなるかも今後の見どころとなりそうです。

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