先日今年の住民税は均等割のみで書きましたように今年の住民税は均等割のみで確定しましたので、残る懸念は国民健康保険料のみとなっていました。
国民健康保険料は去年の約9倍
そして7月も後半に入り、とうとう国民健康保険料に関する通知が届きました。
恐る恐る中を覗いてみると、健康保険料は何と年額で約18万円。今年の国民健康保険は減額最大の7割減を獲得で書きました去年と例と比べると、実に9倍近い金額です。
去年から一般口座の持株会株式を売り始め、その譲渡益には申告不要制度が使えませんのである程度高くなるのは覚悟していました。しかし、まさかここまで跳ね上がるとは。
去年の持株会株式の譲渡益は150万円程度で、ここから基礎控除を除いた120万円ほどが国民健康保険料の所得割の算定根拠になります。
しかし元々の譲渡益150万円と比べても、健康保険料だけで実にその1割以上が持って行かれるのですね。リタイア後はその初年度を除いて国民健康保険料はせいぜい月額数千円レベルの年ばかり続いていましたので、この痛税感を久しぶりに思い出しました。
やはり社会保険的には、「働いたら負け」(というか「所得を得たら負け」)というのは真実ですね。
持株会から株式を引き出すときは特定口座一択
そもそも私がこんな状態になってしまったのは、まだ働いていたときに持株会株式の一部を引き出し、それを自分の証券会社の一般口座に入れてしまったためです。
なぜそうしたのかはもう詳しくは思い出せませんが、多分ろくに調べもせずに適当に決めたと思います。
しかし今から考えてみると、自分の一般口座にある他の株式と損益通算したいというような特殊な事情がある方を除いては、社会保険料的には引き出すなら特定口座一択ですね。
私はもう取り返しがつきませんが、これから持株会の株式を引き出す、あるいは退職して株式を受け取るというような方は、この点ぜひご注意ください。