昨日の晩から岡山ローカルでは結構な騒ぎになっているのですが、とうとう岡山でも新型コロナウィルスの患者が出てしまいました。
第一報はTwitterで
第一報は知人からTwitterで教えてもらいました。やはりこういうときはSNSでの情報伝搬が速いですね。
20時頃知らせを受けてテレビをつけてみたのですが、全国レベルでの出来事ではないのでどこの局も通常放送のまま。ローカルニュースはそうそうやっていないし、地元の新聞のホームページでかろうじて最低限の情報を手に入れました。
しかし後から気がついたのですが、第一報を得たTwitterで「岡山 コロナ」などと検索するのが一番情報が多かったですね。まあ内容は玉石混交ですが、知事記者会見のライブストリーミングなども見つかって、なかなか便利でした。
覚悟はしていたが予想外の感染経路
まあこれだけ交通手段が発達している時代ですから、近隣の県でも発生しているのにいつまでも患者ゼロのままではいられないだろうと覚悟はしていましたが、知らされた感染経路は予想外のものでした。
まさか3月に入ってからわざわざ旅行でスペインまで出かけて行って、直輸入でもらってくるとは。日常生活をしていて知らないうちに感染したなら仕方ありませんが、これは患者もかなり攻められるでしょう(病人なのにお気の毒ですが)。
まあ事前に予約していたとかで金銭的な問題もあったのかもしれませんが、自分の命も危険ですし近隣に多大な迷惑をかける可能性があることを考えれば、やはり中止していただきたかったですね。
日本人の恥の文化でこの難局をしのげるか
それにしてもこういう事例を見ると、一定期間海外渡航を禁止するとか、最低でも流行地域から帰国した人は一定期間特定の場所に留め置くとか、もうすこし強制的な手段が取れないのかという気はしてきますね。
まあ人権にうるさい国ですから、政治家もなかなかそこまでは踏み切れないのでしょうが。
その割に日本が今のところ先進国の中ではかなり少ない患者数に抑え込めているのは、政策云々よりも日本人自身の恥の文化が関係しているような気がします。法律で禁止されていなくても、人様に迷惑をかける行為や人から後ろ指をさされるような行為はやらないという風土・風習ですね。
こういう発想は村社会的な閉塞感を生み出しやすいので普段は私もあまり好きではないのですが、少なくともコロナの件ではプラスに働いているような気がします。
まあ今回の患者さんのようにやはり例外は居るわけですが、多くの人がそういう心がけを忘れなければ、今後も大規模なクラスター拡散は抑え込めるかもしれません。
病気の封じ込めと経済の低迷回避というある意味二律背反の難しいバランス取りを迫られる政治家を外野から攻め立てるだけではなく、今こそ日本人の美徳を生かして難局を乗り越えていきたいところですね。