暦も3月に入り、月初のNISAつみたて投資枠の買付結果がSBI証券のポートフォリオ画面に反映されましたので、今月もNISA関連の売買処理を始めました。
つみたて投資枠・成長投資枠の売買に合わせてリバランス
通常なら月初はつみたて投資枠で積み立てました10万円の資金回収のための売り注文だけのはずなのですが、ポートフォリオをチェックしてみますとこのところの株高基調で国内外の株式クラスがかなり突出していました。
そろそろ過熱感が感じられる気もしますので、このタイミングで今月分のつみたて投資枠・成長投資枠の売買に絡めて一度リバランスを実施しておくことにしました。
その前に一応株価のチャートをチェックしておきますと、SBI証券のページから引用した日経平均の直近1年間のチャートがこちら。
やはり今年に入ってからの上昇圧力はすさまじく、とうとう4万円の大台に乗りましたね。
一方NYダウの直近1年のチャートを同じくSBI証券のページから引用しますとこんな感じ。
こちらもかなりの勢いですが、日経平均に比べますと上下動が激しい感じです。
そういえば今は数値的に日経平均がNYダウを上回ってしまっているのですね。単位が違いますのでこの比較に本質的な意味はあまり有りませんが、日本株の勢いを象徴する1つの現象ではあります。
今回のリバランス内容
そんな状況下での今回のリバランスですが、以下のような内容になりました。
- 売却
- 日本株式:-3.8%
- 海外株式:-2.8%
- 購入
- 日本REIT:+6.6%
- 海外REIT:+0.6%
- 海外債券:+1.9%
やはり売りの柱は今一番勢いのあります日本株で、それに海外株式が続きます。
一方買いの柱はこのところ低迷が続いています日本REITです。それに海外REITと海外債券の買いが控えめに続きます。
上でも書きましたが、今回はNISAのつみたて投資枠・成長投資枠の今月分売買とリバランスを合わせて一気に行いました。
通常のリバランスでは売りと買いの金額を同じにしますが、今回はつみたて投資枠に投入されました10万円を回収すべく、売り金額が買い金額より10万円多くなるようにリバランス用のExcelシートの計算式を調整しました。
結果的に成長投資枠での買い付け額が1か月分の予算の20万円を少し超えてしまいましたが、まあ大きなずれではありませんので今後の売買を通してつじつまを合わせて行けば良いでしょう。
今回のために売り金額が買い金額より大きくなるようリバランス用Excelシートを何となく調整しましたが、できあがったものを見ますとこの計算式は今後投資信託の取り崩しを始めるときにも使えそうです(リバランスしつつ必要金額を取り崩していく→結果として割高なクラスから取り崩し)。
それにしても今年から始まりましたNISA成長投資枠での投資状況を見ますと、今のところ価格が低迷しています日本REITの比率ばかりが増えていきます。本当にこれで良いのかという不安も湧いてきますが、まあ約5年にわたって積み上げていく予定の長丁場のまだほんの序の口ですので、あまりあたふたせずにルール通りに拠出を続けていきます。