ドコモ2年縛りのラスト2ヶ月の値上がりを回避する方法があった!?

先日、ドコモスマホの2年縛りは満了しても解約金を支払うのと大して変わらないで書きましたように、自分は今ドコモのXi割というのを利用しており、月々サポートと合わせて月額619円でスマホが使えていました。

しかし、2年契約の満了を待たずに月々サポートがこの12月で終了してしまうため、無料更新月である2月までの2ヶ月間、月額料金が4,000円以上に値上がりしてしまうのが悩みの種です。

ラスト2ヶ月の値上がりを回避する裏技があった!?

しかし、ネットで情報を見ていると、この値上がりを最低限の料金だけで回避する方法がある、という話が見つかりました。

それは、月々サポートが終わった翌月(自分の場合1月)に、ドコモの新料金プランであるカケホーダイの「データプラン（ルーター）」に変更するというものです。

これにより初回1回に限り、月初に遡って旧プランの料金が請求されず、新プランの代金1,200円のみで済むということです。

しかも、データプラン→データプランの移行なので契約期間もリセットされず、ちゃんと翌月(自分の場合2月)には解約金無しで解約できるとのこと。

ただし、この状態ではデータ定額の契約がありませんので、切り替えた後はSIMを抜くなどして通信をしないようにしておく必要があります。

ところが更に、2ちゃんねるの「プラスXi割スレ」などをみていると、この方法はつい最近の11月19日から使えなくなったようです。

「データプラン（ルーター）」移行時にパケットパックも契約しないと旧プラン料金の免除が適用されなくなったとのこと。

つまり、切り替えるとしても「データプラン（ルーター）」＋最安の「データSパック」で、少なくとも1,200円＋3,500円=4,700円はかかるようになってしまったようです。

これでは1月については料金的なメリットはありません(むしろ若干値上がり)。

唯一の救いは移行後、1月のうちに2月からの「データSパック」の解約を予約しておけば、2月は基本料金の1,200円のみで済みそうだということです。

以上のことをふまえて、現状の選択肢とそれにかかるコストをもう一度整理してみました(SPモードなどの付加費用は省く)。2月には解約することが前提です。

12月に解約する
- 解約料：9,500円
- 月々サポート・Xi割り取消し分：3,780円 + 1,909円 = 5,689円
  (解約するとその月の月々サポート・Xi割りが取り消される。前回、これを見落としていました)
- 計 15,189円
今の「Ｘｉデータプランフラットにねん」を2月まで続ける
- 1月：5,700円 – 1,909円 = 3,791円
  (1月はXi割りが続く)
- 2月：5,700円
  (2月は解約でXi割りが無くなる)
- 計 9,491円
1月に「データプラン（ルーター）」+「データSパック」に乗り換える
- 1月：1,200円＋ 3,500円 = 4,700円
  (途中で切り替えても旧プランの料金は免除される)
- 2月：1,200円
  (1月に2月からのデータSパック解約を予約しておく。2月は通信不可)
- 計 5,900円

前回、12月に解約するのもありと書きましたが、解約(or MNP)すると月々サポート・Xi割りが取り消されるということを見落としていました。これを考慮するとかなり割高になりますので、まずこの選択肢は却下です。

あとは今のまま続けるか、今日書きました「データプラン（ルーター）」+「データSパック」に乗り換えるかですが、改悪されたとはいうものの、やはり乗り換えたほうがコストはかなり安く済みそうです。

2月に通信出来ないのは、2月に入って早々に解約して新端末に乗り換えればほぼ問題ありませんので、この手で行こうかと思います。

あとMNPする場合ですが、現状はデータプランなのでそのままではMNPできず、一旦音声プランに変更する必要があることもわかりました。

その場合、解約金が発生しないよう「定期契約なし」のプランを選ばなければなりませんので、それにもかなりコストがかかります(カケホーダイプランで1ヶ月4,200円) 。

ここまでで書きましたように、あちこちで料金を持っていかれる現状のキャリアの複雑怪奇な契約内容は、一般の人にはまず理解不可能だと思います。

こういうことを調べるのが割りと好きな自分も、既にかなり消耗してきました。

今回うまくMNPで安い端末に乗り換えられたとしても、そこで解約金を支払ってでも早々に大手キャリアとは手を切り、安くてシンプルなMVNOの格安SIMに乗り換えて煩雑な契約から解放されたいという思いがかなり強くなってきました。