先日の11月19日(木曜日)はボジョレー・ヌーボーの解禁日だったということで、スーパーやデパートの店頭は今ボジョレー・ヌーボーで花盛りですね。
そんな中ですが、私はなぜかそのボジョレー・ヌーボーには目もくれず、赤玉スイートワインを買ってきました。
赤玉スイートワインでアティスト・デート
赤玉スイートワインといえば、日の丸にも似た赤玉をあしらったボトルが印象的な日本を代表する甘口ワインです。
昨日20日はイオンのお客様感謝デーということで、私もイオン系列になりました地元のスーパー マルナカに出かけたのですが、そこの酒類コーナーで目についたのがこれです。
普段ならハイボール用のウィスキーか発泡酒ばかりでワインにはまず手を出さないのですが、今回は違っていました。
というのも、以前にやはりこの方法は電子書籍の読書が捗るで書きました電子書籍の速読の勢いがいまだ私の中では衰えず、その波に乗って読み始めました森見登美彦の小説「有頂天家族 」に赤玉ポートワインが頻繁に登場するのです。
Wikipediaの情報によりますと、赤玉ポートワインがポルトガル政府との商標権絡みの揉め事で現在の赤玉スイートワインに改名したということで、まさしくこの赤玉スイートワインが小説に出てくるお酒なのですね。
小説の中には他に狸が好んで飲むという偽電気ブランなるお酒も出てきますが、こちらはどうやら実在しないようですので、実際に飲めるのはこの赤玉スイートワインだけです。
というわけで目にした途端、ピンと来て衝動買いしてしまいました(といっても元々が1本556円でそれがお客様感謝デーで5%OFFですから、そんな思い切りがいる代物でもないのですが)。
あとモーニング・ページ開始。そしてアーティスト・デートもなどで書きましたように、先週から書籍「ずっとやりたかったことを、やりなさい。」のプラクティスを始めていますが、その中のアーティスト・デート(週に一度は時間を取って、自分がワクワクすることを意識的にやってみる)の今週のネタがまだ決まっていませんでしたので、これを飲むことでいいかという安易な思惑もありました。
ちなみに小説「有頂天家族 」は以前にアニメでやっていたのを見て非常に面白かったので楽天Koboで買ったものの、そのまま埋もれていたのを引っ張り出してきたものですが、小説もアニメに負けず劣らす面白いです。
主に京都を舞台に狸・天狗・人間が入り乱れる荒唐無稽な物語ですが、これだけ奇想天外な話をしっかり分かりやすく書き上げる作者さんの筆力には感心します。
文庫で400ページ以上とかなりのボリュームがあり、まだ半分ほどしか読んでいませんが、続きを読むのが楽しみです。
赤玉スイートワインのお味は
さて赤玉スイートワインに話を戻しますが、今日は週末ということで早速晩酌で味わってみました。
公式ページを見ると、ストレートの他にオン・ザ・ロック、お湯割り、ソーダ割りなど、色々な飲み方で楽しめるようです。
スタンダードな飲み方|赤玉スイートワイン サントリー
まずオーソドックスにストレートで試しましたが、想像以上に甘いです。これは通常の赤ワインとは別物ですね。しかし真性の酒飲みと違って私は甘口の酒も好きですので、結構楽しめました。
次に氷を入れてオン・ザ・ロックにしてみます。甘みが少し抑えられ、冷たさで味が引き締まってこれもいけます。
更にソーダ割りもやってみましたが、これは味が薄まりすぎてストレートやオン・ザ・ロックを飲んだ後では少し物足りなく感じました。
自分的にはオン・ザ・ロックが一番好きです。今日1日で1本(550ml)の約半分飲みましたので、明日もまた楽しめそうです。
これが赤玉先生を酔いつぶれさせ、茶室を空に飛ばせた赤玉ポートワインか、ということで感慨深く飲ませてもらいました(小説かアニメを観ていない人には、何のことやらわかりませんね)。