今帰省中ですが、毎度のことながら実家に帰ると、この時とばかりに色々と親から雑用を頼まれます。
まあ帰省中はご飯をほぼタダで食べさせてもらう身ですのでそれくらいのことは当然やるのですが、その頼まれ事の多さからして、ひょっとしてこれは商売になるんじゃなかろうかという気もしてきます。
多種多様な雑用
例えば今回の帰省中に頼まれた件だけでも、以下のようなものがありました。
プリンターの買い替え
プリンターを買いに行くなら家具を買うつもりででも書きました件ですが、今まで使っていたプリンターが突然動かなくなりましたので、その代替え機の選定と買い出し、およびPCへのセットアップを行いました。
DVDプレーヤーの購入とセットアップ
母親が習い事や催し物で貰ってきたり、孫から送られてきたりするDVDを観たいというのですが、PCで再生するのは少しハードルが高いようです。
そこで上記のプリンターと一緒に安いDVDプレーヤーを買ってきて、テレビで映せるようにセットアップしました(と言っても箱から出して電源コードとHDMIケーブルを繋いだだけですが)。
散水用ホースの買い出し
またまた買い物ですが、庭に水を撒くホースが古くなってきたというので、ホームセンターに買い出しにいきました。
携帯電話の電話帳の登録・修正
何人が新しく登録したい人や電話番号が変わったので修正したい人がいるらしいのですが、やり方がわからないというので替わりにやりました。
そのついでにやり方も教えるのですが、どうもすぐ忘れてしまうようです。
腕時計の針位置の修正
腕時計の時刻表示がおかしいというのですが、カシオの電波ソーラー時計なので時刻が狂うはずは無いと思いながらも見てみると、どうも針の位置自体が正常な位置からズレているようです。
カシオのホームページを探すと針位置を補正する方法を書いたドキュメントがありましたので、それを見ながら修正しました。
紙ゴミの回収ボックス投入
ゴミ回収が有料の地域なので資源になる紙ゴミは分別して集めているようなのですが、量が多くなりすぎて徒歩では持って行けないというので、車で回収ボックスまで運んで廃棄しました。
ちょっとした知識と車があれば商売になるかも
どれも個々に見ると大した事例ではないのですが、それでもやり方がわからない老人にとってはハードルが高い場合があるようです。
あと車が無い場合には、それがネックになって重い荷物の買い出しや大量のゴミ廃棄も難しいケースが出てきます。
したがってある程度のことはパソコンやスマホで調べられる技量と自由に使える車があって、自ら顧客を見つけられる営業力があるならば、老人から雑用を請け負う何でも屋というのは結構流行るんじゃないかという気がしてきました。
ただ親子ならではの気遣いというのもあるでしょうから、赤の他人からお金を取って引き受けるとなると、老人ならではの頑固さや無茶振り、飲み込みの悪さなどをうまく受け流すコミュ力や忍耐力も必要になるのかもしれませんが。
これはカネになりそうですね、なんせ老人はカネも持っているし。
ボケたりとか、介護までいってない、その手前状態で、面倒くさがりのための便利業は流行りそうです、高齢化でその数もうなぎ登りに増えていくだろうから。