以前から使ってみてわかったAndroid版とiOS版 LINE Outの違いなどで書いていますように、私は電話の発信については料金が格安になるLINE Outを愛用していました。
しかしネットで別の通話アプリViberですべての国内通話が0円になったという情報を目にしましたので、試しにインストールしてみることにしました。
固定電話も携帯電話も無料(ただしトライアル)
詳細は以下のViberのページに掲載されています。
すべての国内通話が0円!携帯も固定電話にも!トライアル実施中!
一般電話回線にかけるViber Outは今までも固定電話宛の発信は無料でしたが、8月8日からはそれに加えて携帯電話宛も無料になったようです(最大通話時間は10分まで)。
ただしこれはトライアルということですので、いつまで無料で使えるのかは不明です。
楽天が買収したサービスということで何か罠が仕掛けられていないかがやや不安ではありますが、10分経過すると自動的に通話が切れるということですので、知らない間に時間超過して課金されていたということは無さそうです。
利用登録で必要なのは携帯番号のみ
Viberのアプリをインストールして初回に起動すると、以下のように携帯電話の番号の入力を求められます。
入力するとその番号にSMSで認証コードが送られてきますので、それを画面に入力すれば利用登録は完了です。
携帯番号がユーザーIDになるようですね。ある意味、シンプルです。
電話をかける画面は以下のようにオーソドックスなデザインになっています。
通話以外にチャットもできるようですが、私は今のところ使う予定がありません。
1つの番号で登録できるスマホは1台のみ
ちなみに私はXperia Z3とiPhone 6s Plus両方にViberアプリをインストールしてみましたが、両方に同じ携帯番号を登録しようとすると、先に登録した方が登録解除されてしまうようです。
したがってXperia Z3の方は実際に挿さっているmineo SIMの番号で、iPhone 6s Plusの方は通話用の携帯電話の番号で、と結果的にLINEの番号割り振りと同じ構成になりました(mineoのauプランはSMSが無料で使えますので、こういう時にも便利です)。
Viberにユーザー登録している番号に発信しようとすると、アプリの無料通話を使うかViber Outを使うかという選択メニューが出てきます。
Xperia Z3とiPhone 6s Plusに挿しているSIMはいずれもデータ通信専用ですので、当然一般回線を使うViber Outを選んでも着信できません。しかしアプリの無料通話の方を選ぶとしっかり着信するのがちょっと新鮮でした。
試しに自動音声応答の窓口にかけてみた感じでは音質もそれほど悪くなさそうですので、トライアルが終わるまでは10分以内で済む大半の電話発信についてはこのViberを活用させてもらうことになりそうです。