昨日、途中から観始めた報道ステーションでいきなり目に飛び込んできたのが、スタッフ一同で味噌汁を飲んでいる姿でした。
それだけでもちょっと変わっていますが、一番インパクトがあったのはその味噌汁にウィンナーソーセージが入っていたことです。
料理研究家の土井善晴氏
これが気になって少しTwitterなどを検索してみると、料理研究家の土井善晴さんという方のご出演だったようですね。
味噌汁は食べるものだと思ってたけど、何入れてもいいというお考え、本当にそう思います(^ ^)
土井先生が一汁一菜について暑く語っておりました!#報道ステーション #土井善晴 #一汁一菜 pic.twitter.com/jDnIpkY4G4— すいーつ男子 (@Sweechiro) February 17, 2017
その流れでさらに検索していくと、以下の記事が出てきました。
「一汁一菜でよいという提案」 土井善晴さんがたどりついた、毎日の料理をラクにする方法|KOKOCARA(ココカラ)−生協パルシステムの情報メディア
書籍「一汁一菜でよいという提案」
こちらの記事を読んでみると、土井氏は以下の書籍を書かれているようで、最初のTV番組もこの本に沿った内容だったようですね。
書籍の表題となっています「一汁一菜」については、記事の方で以下のように話されています。
そう、食との向き合い方に悩む人にとって、わかりやすい入口になるのではと考えたのが“一汁一菜”やったんです。一汁一菜とは、ごはんを中心として、汁(みそ汁)と菜(おかず)それぞれ1品を合わせた和食の原点ともいえる食スタイルです。
昔の庶民の暮らしではおかずはつかないことも多かったから、実際には「みそ汁、ごはん、漬物」だけで一汁一菜の型を担ってきました。だから、いまだって、おかずをわざわざ考えなくても、ごはんとみそ汁を作り、みそ汁を具だくさんにすれば、それで充分「一汁一菜」なんです。
本来の意味の「一汁一菜」とは汁とおかずの組み合わせと考えられることが多いですが、みそ汁が具だくさんなら後はご飯と漬物でもあれば十分「一汁一菜」になると。
さらにこれを心を込めて丁寧に作れば、それだけでも立派な料理として成立するというお話ですね。
単身リタイヤーの食生活にも役立ちそう
どちらかというと食育とか家族での食事を前提として書かれているようですが、この考え方は単身者の自分にも取り入れられるのではないかという気がしてきました。
実際、先日魚沼産コシヒカリで栗きのこ釜めしを作ってみたで書きました栗きのこ釜めしは、インスタント味噌汁と漬物だけでも十分に美味しくいただけましたしね。
それに味噌汁が主役というのが良いです。単身者が無理やり一人分のおかずを用意しようとすると、ハンバーグとか揚げ物とか体にあまり良くなさそうなものになることが多いですが、味噌汁がメインならそれほど脂ぎったものにはならないでしょう。
また、単身者が野菜を買うとどうしても余ってしまうことが多いのですが、適当に切って味噌汁に入れるだけなら消費にそれほど悩むこともなさそうです。さらにウィンナーなんかまで入れても良いとなると、もう余り物はほとんど何でもありですね。
さらに以下のように、ご飯の代わりにパンや麺もありということですので、バリエーションはもっと広がりそうです。
一汁一菜だから洋食や中華が食べられないということはありません。大事なのは、一汁一菜というスタイルを基本にするということです。
—中略—
一汁一菜というのは、ごはんの代わりにパンでも麺でもいいけれど、一汁一菜という一つの型をいつも頭の中にイメージし、何をどう食べるかを決めてくださいということなんです。
私はもともと玉ねぎ入りの味噌汁が好きでしたので、とりあえず味噌を買ってきてちょうど買い置きのある玉ねぎとウィンナーの味噌汁でも作ってみましょうかね。
みそ汁はいつも余った葉っぱ類とかを入れてます。大根を買ったらその葉の部分とか。
余り物の消費にいいですよね。
今日はあさりの味噌汁にしました。
砂出しに5時間くらいかけましたが、たまにこういうのもいいですね。
あさりはボンゴレのパスタにしたりとかいろんなことをしましたが、最終的には味噌汁が一番美味いという個人的結論に達してます。