歯の詰め物が取れて歯医者へなどで書きました先月の歯科に続き、今月は昨日の痒みの原因はダニではなかった。皮膚科で判明した衝撃の原因は?で書きました皮膚科と、2ヶ月連続で医者にかかることになりました。
今まであまり医者の世話になることが無く、健康保険も滅多に使わなかった自分としては、かなり珍しい状況です。
普通のことができなくなる辛さ
歯科に通っていた時には、治療中の箇所が気になって食事をじっくり楽しむことができませんでした。
ましてとうとう、いきなりステーキ 初体験で書きましたような、歯ごたえのある厚切りステーキを味わうことなど厳禁です。
また昨日書きました蕁麻疹(じんましん)が出たときには、体中が痒くて一晩中眠ることができず、本当にしんどい思いをしました。
「失ってみて初めてわかる有難さ」という言葉があり、普通は親のことなどを言うと思いますが、これは健康についても当てはまりますね。
何気なくやっていたこと、何気なく出来ていたことが体の不調でできなくなったとき、はじめて普段「普通」に生活できていたことの有り難みを思い知らされます。
普段の生活を大切にしようと思う
リタイア生活を何年も続けていると、「こんなメリハリの無い生活をずっと続けていいのだろうか?」というような不安や焦りが頭をもたげてくることもあります。
しかし今回のようなことがあり、いつもご飯が美味しく食べられて夜はぐっすり眠ることができるという当たり前の生活がいかに有り難いかを再認識させられました。
またうちの父親は最近足が弱ってきて、自分の思う通りに出歩くことが難しくなってきました。そのせいか家にいるときは不機嫌なことが多くなった気がします。
これもただ歩くという普通のことが出来なくなったことからくる焦りが根底にあると考えれば、何となく理解できるような気もしてきました。
私もこれから年を取るにつれ、だんだんできることの範囲が狭まっていくのかもしれませんが、それだけに今普通のことが普通にできている時間は大切であり、十分に味わっておかなければと改めて思いました。
自分の生活を他人のそれと比較すればあれこれ不満のタネは尽きませんが、美味しく食べて好きなところに行け、夜はぐっすり眠れることはそれだけで十分幸せなのですから。
ストレスフルな毎日ですが、ご飯が食べれて眠れる場所がある幸福を忘れないようにします。