DIE WITH ZEROを聴いてみた

先月、オーディオブックストア audiobook.jpで6月末までに有効期限が切れるコインが300Cあるという通知がきました。

DIE WITH ZEROを約800円で購入

audiobook.jpに確認に行ってみると、確かに300Cが付与されていました。アプリからの利用限定のコインで、おそらく販促のために付与されたものと思われます。

これを消費するために何か買うものが無いかと物色してみたところ、ちょうど「DIE WITH ZERO」が半額セールされているのを発見しました。

「DIE WITH ZERO」は前々からセミリタイア界隈でもたびたび話題に上りますので気にはなっていたのですが、個人的には本書の「ゼロで死ぬ」という概念にはやや懐疑的でしたので、通常価格で買うほとの意欲はありませんでした。

しかし今回の300Cと半額セールを合わせると実質800円程度の出費でオーディオブックが手に入りそうでしたので、思い切って購入してみました。

聴いてみて

すでに1回通して聴いてみましたが、想像していたのとは違って何が何でも「ゼロで死ね」と言っているわけではないのですね。

それを象徴するのは「この本の目的はアリとキリギリスの生き方の中間にある最適なバランスを見つけることだ」というフレーズです。「ゼロで死ぬ」という極論ではなくて、このバランスを見つけるということであればそれは私の意向とも合致します。

これで本書に対する期待はいやが上ににも高まりましたが、問題は死ぬときの資産をゼロに近づけつつ、死期も死因もはっきりしない老後の生活をいかに資金の不安なく過ごすか、という方法論です。

これについて何か有益なことを教えてくれるのかと期待しながら聞き続けましたが、残念ながら具体的なノウハウについてはあまり情報がありませんでした。

唯一具体的なツールとして出てきたのは、長寿年金(終身支給が続く長生きするほど得になる年金)を使うということくらいです。

また老後に用意すべき最低限の資産のお勧めとしては「年間生活費 × 残存寿命 × 0.7」という数式も出てきました。

しかし長寿年金やこの数式の資産の準備では死ぬまでの日常生活のコストはまかなえたとしても、大病や介護、事故、犯罪、災害などで大金が必要になった場合には十分な対応ができないですよね。

本書的にはそれらの不安にガチガチに備えるために資産を貯め続けるよりも、ある時点からは資産を取り崩す生活に入った方が人生を豊かにできるという主張であり、それはある意味真実である可能性が高いのでしょう。

ただどこまで貯めてどこからどのように使い始めるかは、やはり各人が自分で考えるしかなさそうです。

個人的にはもう取り崩していかないと手遅れの年齢に入っていそうな気はしますが、それでも思い切って使い始めるのはやはり勇気がいりますね。

とりあえず老後の生活不安を和らげるために長寿年金を使うというのは一つのアイデアだと思いますので、ある意味それに近い効果のある公的年金受給の繰り下げ(最低5年程度)はやはりやろうと思いました。

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