消費税の8%への引き上げに伴い、低所得者への負担軽減を目的として去年から始まりました臨時福祉給付金ですが、今年はうちも住民税非課税世帯になりましたので給付対象になるはずです。
以前からブログなどで今年分の通知が来たという人の話をちらほらお見受けしていましたが、うちには9月に入ってもまだ連絡が無く、少しヤキモキしていました。
臨時福祉給付金の案内到着
それがこの9月末になって、やっと書類が到着しました。案内書はこのような感じになっています。
支給額は6千円で、申請期間は平成27年9月28日〜平成28年1月31日までとかなり幅がありました。
具体的な手続きとしてはこちらの申請書を返却することになりますが、今回新たに振込を申請する場合は振込先の金融機関口座を指定する必要があります。
ここで問題なのが、新たに金融機関口座を指定する場合にはその金融機関名、口座番号、カタカナの口座名義がわかる預貯金通帳の写しの添付が必要なことです。
というのも、現在私が主に使っていますスルガ銀行ANA支店と新生銀行は、いずれも預金通帳が存在しないためです。
該当の情報を含む利用明細書はありますが、そこにも口座名義はカタカナでは書かれていません。
給付金詐欺などを警戒してのことでしょうが、この縛りはインターネット銀行が普及し始めている最近の状況からすると、あまりにきつすぎる気がします。
コールセンターがナビダイアルだった
どうすればいいかコールセンターに問い合わせようと電話番号を見たところ、これがなんと0570で始まるナビダイアルでした。
無料通話枠がある携帯でナビダイアルにかけてはいけないで書きましたように、ナビダイアルでは携帯電話の無料通話枠が使えません(ちなみに最近主流になってきていますカケホーダイでも無料になりません)。
日本年金機構の問い合わせ窓口もナビダイアルでしたが、あちらはサブで一般電話の番号も書いてありました。しかしこちらはナビダイアルの番号のみです。
お役所もお金を納めてもらう窓口のサービスは親切ですが、お金を返す方の窓口については手を抜くようですね。
ナビダイアルの料金はかなり高く、話す内容によっては数百円も取られる可能性もありますし、振込1回だけのことですので、ここはもう現状使っている口座の中では唯一通帳が有る三菱東京UFJ銀行(家賃・確定拠出年金引き落とし用)を使っておこうかと思います。
財務省の負担軽減策案よりはマシか
高々6,000円受け取るのにかなり苦労しますが、ふと思い返してみると少し前に話題になりました消費税10%引き上げ時の財務省の負担軽減策案では最大でも4,000円しか返ってこないのですよね。
しかも食料品を買い物する度にマイナンバーカードを提示しなければならないと。
それを考えれば、まだ現状の仕組みのほうがお金も手間もかからなそうです。
余計な仕組み作りに莫大な費用をつぎ込んだ末に4,000円しか返ってこないくらいなら、そのコストを利用して現状の仕組みを続けたほうがマシな感じですね。
こんばんは。
臨時福祉給付金の案内がようやく届いたのですね。自治体によって取組みの早さが違うようで、私の所は3か月以上前に案内が来ていました。まだ給付金は振り込まれていませんが・・・。
それにしても、軽減税率に関する財務省の還付案(マイナンバーカード強制使用)はとんでもないですね。いかにも官僚どもが考えそうな企みです。