現在私のメインの日常系決済手段になっており、最近ちょくちょくこのブログでも触れています送金・決済サービスアプリのKyashですが、現在かなり大規模な障害が発生しているようですね。
自動チャージできない障害発生中
障害の詳細は以下の告知ページで参照できますが、11月3日(土)の15時頃から発生していたようで、すでに発生から丸2日が経過してもまだ復旧の見通しは立っていない模様です。
11月3日(土) の障害に伴う自動チャージ機能の一時的な制限について – お知らせ・メンテナンス情報
障害内容としては、自動チャージを伴うKyash Visaカードでの決済が不能ということですね。逆に以下のような機能は現状でも利用可能です。
- セブン銀行・コンビニ・ペイジーからの事前チャージまたは送金の受取によりKyash残高がある状態での決済
- Google Payによる決済
- 送金
しかし自動チャージによるKyash Visaカード決済はおそらく現状のKyashにおいて一番利用されている機能ですので、長時間にわたってこれが利用不能になっているのはKyashにとってもユーザーにとってもかなり痛いですね。
原因はKyashのシステムへの高負荷により決済処理の遅延・エラーが発生したことに起因するということですが、2%還元という高還元率とリアルカードの提供で急激に増やしたユーザーの負荷に耐えられなかったということでしょうか。
急成長するベンチャー企業ゆえに引き起こした問題なのかもしれませんが、金融を取り扱う会社の体制としてはやや心もとない印象は拭えません。
回避策は?
私は先日楽天銀行デビットカード(JCB)を作ってみたで書きました件の利用金額の条件を達成するために昨日まで楽天銀行デビットカードを利用していましたので、この障害に気付くのが遅れました。
しかし昨日で利用金額のノルマも達成しましたので、今日からはまたKyashを利用する予定でです。そこで自動チャージができない件の回避策を探ってみたところ、Twitter上で有力な情報を見つけました。
それは、送金リンクを作成してからそれをキャンセルすると、クレジットカードからチャージした金額がそのままKyash残高として残るというものです。残高がある状態ならKyash Visaカードによる決済も可能とのこと。
早速試してみました。まずKyashのウォレット画面より「送金」を選択し、金額にはチャージしたい額を設定して送金相手は「送金リンクを作成」として送金リンクを作成します。
この処理は途中で止めずに最後まで実行します。
その後、履歴からこの送金リンク作成処理を見つけ、それをタップします。
すると送金リンクの詳細画面が出ますので、ここで「キャンセルする」を選択します。
これでKyashの残高にクレジットカードから送金リンク用としてチャージした分が残ることになります。
この後、実際にKyash Visaカードで決済できることも確認しました。
これで一応今回の障害は回避できますが、出金の機能が無いKyashに今の状況で大金をチャージするのはためらわれます。
したがってこのままKyashの利用を続けるなら、毎回手動で必要な分だけチャージしてからカードで支払うという手順になりそうです。これはかなり面倒ですので、何とか早い復旧を願いたいところです。
情報ありがとうございました。
送金リンク利用してチャージできました。
カードはこれで一時的に使えますが
自己を送金リンク先にしての自動チャージ、少し怖いです。