電気代の燃料費調整の値上がりがすさまじかった

うちの電力契約は現在、マネーフォワードを通してシン・エナジーと契約していますが、最近値上がりが半端ない状況になってきましたので、ここらで電気使用に関する情報を再確認してみることにしました。

燃料費調整のすさまじい値上がり

シン・エナジーの場合、毎月の電気使用量や料金の情報はホームページで確認できますので、そこから情報を拾ってGoogleスプレッドシートでまとめてみることにしました。

今までこの手のデータ整理目的にはExcelを使っていましたが、本ケースように小規模のデータを取り扱うだけなら使う場所を選ばないGoogleスプレッドシートの方が便利なことに最近気が付きました。

そして実際にデータをGoogleスプレッドシートに取り込んで明確になりましたのが、燃料費調整のすさまじい値上がりぶりです。

シン・エナジーの利用を始めてから現在まで約1年半の1kWh当たりの燃料費調整額の推移をグラフ化しますと以下のようになりました。

なんと2021年はまだその大半で燃料費調整がマイナスだったのですね。それが2021年終盤から今年にかけてあれよあれよという間に上昇し、現在は約13円/kWhまで来ています。

しかもこのグラフを見る限り、上昇の勢いはまだまだ収まりそうにありません。

地域大手電力の従量電灯プランに乗り換えるべきか?

このような燃料費調整の値上がりに対する対策として、燃料費調整額に上限がある地域大手電力の従量電灯プランに乗り換えるという話をよく耳にするようになってきました。

従量電灯プランは国の認可が必要な「規制料金」でもありますので、急激には値上がりしないだろうという思惑もあるようです。

しかしネットで調べてみますと私の地元の中国電力では、来年4月から平均31%余の家庭向け規制料金の値上げをすでに申請しているようです。やはり燃料費の値上がりをいつまでも電力会社でかぶりつつけることはできないということのようです。

またマネーフォワード 本気で無料会員を切り捨てへで書きましたように。現在使っていますシン・エナジーのマネ―フォワ―ドプランは新規申し込みを停止しています。つまり一旦他に乗り換えますと、二度と加入できない可能性が高そうです。

さらに年明けからは、電気料金の急激な値上がりに対する対策として政府の支援策が始まるという話もあります。

以上の諸々を考え合わせますと、今の時点での従量電灯プランへの乗り換えが最適とは言い切れない気がします。したがって少なくとも来年の電気料金の動向が見極められるまでは、現状のシン・エナジーとの契約を維持することにしました。

ただまあシン・エナジーの実質的なメリットは月額500円のマネーフォワードプレミアムサービスの料金が無料になるということだけですので、来年になっても他社と比べてこれ以上の金銭的なデメリットが続くようであれば、いずれ乗り換えるしかなくなりそうですが。

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