以下の記事を見て、スマホのパスコードロックについて考えました。
パスコードロックをかけても浮気を疑われないスマートな解決策 | delaymania
ロックは浮気を隠すためにやるものではない
個人的には、たとえ相手に対して後ろめたい情報が入っていないとしても、スマホをロックなしで使うことは考えられません。
スマホのアドレス帳は他人の個人情報の塊ですし、メモ帳やカレンダーなどにはプライベートな情報が入っている場合もあります。またスマホを使えば様々な買い物の決済を行うことも出来ます。
一方スマホは外出時に持ち歩くわけですから、常に置き忘れや窃盗のリスクがあると考えておかなければなりません。
そうなると、やはりロック無しのスマホというのは非常にリスクが高い状態と考えざるを得ません。
にもかかわらず上記の記事のような話題が出てくるということは、やはり一定確率でスマホロック=浮気の兆候と考えてしまう人が居るのでしょうね。
浮気を疑うということは相手は恋人か配偶者だと思いますが、上のような事情を説明しても納得してくれないようであれば、そもそも2人の関係性に問題があるような気がしないでもありません。
便利な認証方法の意外な盲点
そんなことを考えているうちに、ちょっと怖いことを思いついてしまいました。
最新のiPhoneであるiPhone5sにはTouch ID(指紋認証)機能が付いていて、ホームボタンに指を当てるだけでロックを解除することができます。
また、今自分が使っているAndroidスマホには顔認証機能が付いていて、カメラに自分の顔を写すだけでロックを解除することが出来ます。
これらは手でコードやパスワードを入力することなく、素早くロックを解除できる便利な機能です。
万一スマホが他人の手に渡ってしまった場合の防御はこれで十分だとしても、もしロックを破ろうとするのが上記の件のように恋人や配偶者だったらどうでしょうか。
そうです、睡眠中など意識がない状態でこれらの機能を使われると、簡単にロックを解除される恐れがあるのです。
いくらなんでもそんなことを勝手にするか?という話はありますが、ロック=浮気の兆候と考える思考回路の人ならやりかねない気もします。
もちろん最初の記事のようにパスコードを教えられるくらい信頼している相手なら問題ありません。
しかし、寝食を共にする相手がいて、やはり自分のスマホの中身は見られたくないと考えている人は、これらの新しい認証方法は使わない方が無難かもしれません。