昨日はスマホ乗り換え準備:契約をデータプラン(ルーター)+データSパックに変更でドコモのデータ回線をいかに安く解約するかを検討しましたが、今日は他キャリアにいかに安くMNPするかについて考えてみます。
MNPする手段は2つ
私が使っているのはデータプランですので、そのままではMNPができません。
これに対して自分が取れる対策としては、以下の2つが考えられます。
データプランを音声プランに変更してMNPする
データプランでMNPできないなら音声プランに変更してしまえ、というある意味王道の対策です。
この場合にMNPするまでにかかる費用は以下の通りとなります(全て税抜)。
- カケホーダイプラン(スマホ/タブ)定期契約なし 月額基本料金:4,200円
- MNP手数料:2,000円
同じXi同士のデータプランとカケホーダイプランのプラン変更の場合、月に2回までならプラン変更手数料はかからないはずです。
したがってかかる料金は以上の合計で6,200円となります。
2in1で新番号を取得してそれをMNPする
もう1つの手段としてドコモ特有のサービスである「2in1」を使って新しい番号を取得し、それをMNPするという手段があります。
これは既に持っている携帯に対してもう1つの番号を割り当て、2つの番号を1台の携帯で使い分けられるというFOMA回線専用のサービスです。
ただ最近はこの手段を使って安易にMNPを行うユーザーが増えたようで、実際にFOMAの機体を持っていることを提示しないとショップで契約に応じてもらえなくなっているようです。
自分は実際に音声通話用のFOMA携帯を保持していますので、この点については問題ありません。
もう1つの問題として、この方法で新番号を取得直後にMNPすると、短期解約者としてドコモのブラックリストに載るという話があります。載ってしまうと、次回以降にドコモでの新規契約などを断られる場合があるようです。
2in1で新番号を取得してから90日以上保持していれば大丈夫という噂もありますが、それも定かではありませんし、今回は2月にMNPしたいのでその猶予もありません。
これを強行した場合、MNPするまでにかかる費用は以下の通りなります(全て税抜)。
- 2in1 タイプ2in1 使用料:月額800円の日割り
- MNP手数料:5,000円
MNP手数料は短期解約対策として、2in1などで携帯購入を伴わない番号を取得してから90日以内については5,000円に値上げされています。
2in1で同一名義オプションを使用した場合、2in1の契約事務手数料はかかりませんので、2in1で番号を取得して即日MNPした場合にかかる料金は約5,027円となります。
さて、どちらにするか
上記のように料金的には2番めのほうが若干安いですが、ブラックリスト入りのリスクが有ります。
MNP先はauにほぼ決めていますが、こちらも恐らくMNP後は短期解約してMVNOに乗り換える可能性が高く、ブラックリスト入りの危険性大です。
そうなると大手キャリア3社でまともに相手をしてくれるのは、一番使いたくないソフトバンクのみというひどい状況になることも考えられます。
もっとも一旦MVNOに乗り換えた後は、いつまでたってもややこしい契約内容や高い料金を改めない大手キャリアと当分再契約するつもりはありませんので、それでもいいかなという気もします。
ただ携帯業界の変化は目まぐるしいので、今後使いたいサービスが出てくる可能性もゼロではありません。
また1番目にしておけば、手続きがおそらくオンラインだけで完了するというメリットもあります(2in1の番号の場合、MNPは店頭または電話での手続き必須)。
したがって、今のところは千円ちょっとくらいの差であれば1番目の方にしておこうかなと考えています。
2015/2/9 追記)
実際にデータプランからカケホーダイプランに変更してみたところ、変更月のデータプランの料金が免除されるのでコスト的にもカケホーダイプランに変更したほうが安いことが判明しました。詳細は以下の記事をご参照ください。
→MNP準備:ドコモスマホをデータプランからカケホーダイプランに変更