中近レンズ老眼鏡の弱点

先日とうとう人生初の老眼鏡を入手で書きましたように、アイリラックスR50という中高年向け中近レンズを使用した老眼鏡を入手して使い始めました。

アイリラックスR50の弱点

アイリラックスR50は老眼用の多焦点レンズにしては視野が広く、歪みも少ないので重宝しているのですが、使っているうちにその弱点も見えてきました。

それはちょうどタブレットで電子書籍を読むときの距離に相当する目から20cm程度の距離の対象が見にくいことです。

この距離でもレンズ下端の近距離用の領域を使えばピントは合うのですが、アイリラックスR50はなまじ中距離用の領域を広くしている分近距離が見える領域がかなり狭いようです。

それでも活字の書籍などであれば読んでいる部分さえピントが合あえばそれほど不自由は無いのですが、マンガの場合は画面全体を見通せないとどうしても不自然な読書感になります。

一応タブレットを40cmくらい離して膝の上に置くような姿勢で読めば、レンズ真ん中の中距離用領域で全体を見渡すことはできるのですが、そうすると今度は漢字のルビなどの細かい字が読みにくくなります。

私は電子書籍のマンガを読む機会が結構多いので、この点はいささか困りました。

クリップオン型老眼鏡で回避

そんな時に思い出したのが、以前にダイソーで試しに買っていたメガネにクリップオンするタイプの老眼鏡です。実物の見た目はこんな感じです。

クリップオン型老眼鏡

これをメガネに取り付けると、こんな感じになります。

装着イメージ

これを電子書籍マンガの読書時に試してみたところ、ちょうどよい距離感で読めるようになりました。

老眼鏡をかけた上にもう1つレンズをクリップオンするという回りくどい方法になりますが、あらゆる状況に対応できる老眼鏡というのは作れそうもありませんので、こういう手段もやむを得ないのかもしれません。

ただこのクリップオン型老眼鏡、ダイソー製だけあってレンズの精度はあまり高くないようで、かけていると視界の曇りやゆがみを若干感じるのが難点です。

Amazonあたりを見ると同じようなクリップオンタイプの老眼鏡が2,000円程度からあり、そちらは100均のものとレンズの透明感が違うというレビューもありましたので、試しに買ってみようかなと思い始めています。

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