今回帰省した折に、実家の近くのスーパーで初めてセルフレジを体験しました。
母親と一緒に買い物に行き、有人のレジがあまりに混んでいたのでセルフレジに回ったのですが、母親も今までに使用したことは無いとのこと。
セルフレジの構造
セルフレジに行ってみると正面にタッチパネル式の液晶ディスプレイがあり、その下にバーコードリーダーが付いています。
ディスプレイの右側には買い物かごを置く台、左側にはレジ袋の取っ手を引っ掛けるための2本のフックが上に突き出た台があります。
右側から商品を取ってバーコードリーダーに読ませ、左側のフックに引っかけたレジ袋に入れていくというのが一連の流れになります。
袋はレジ袋だけでなく、持参したマイバッグなども利用できるようです。
またバーコードが付いていない野菜などについては、液晶ディスプレイでメニューを開いて何をいくつ買ったか選択できるようになっています。
商品を全部通し終えて終了のボタンを押すと合計金額が表示され、現金・クレジットカード・電子マネーなどで支払うことができます。
ディスプレイに逐次親切なガイドが出ますので、それをしっかり読んでいればそれほど迷うことはありませんでしたが、母親は早々に自分で使うのは諦めたようです。。。
万引き防止策が思った以上にシッカリしていた
上記のセルフレジの構造はだいたい想像していた通りでしたが、驚いたのは不正防止のチェック方法です。
どうも左側のレジ打ち後の商品を入れるレジ袋の台が秤になっており、レジを通した商品と袋に入いれられた商品の重量が一致しているかチェックしているようですね。
したがってレジを通したのと違う商品を袋にいれたり、そもそもレジを通さずに袋に入れたりすると、店員がすぐに飛んでくると思われます。
こういう仕組みも、全商品をデジタルデータ化して管理するPOSシステムがあって初めて成り立っているのですね。おそらくバーコードが無い野菜などについても、おおよその重量が登録してあるのでしょう。
使ってみるまではセルフレジは性善説で成り立っているのかな、などと甘いことを考えていましたが、現実はもっとシビアだったようです。
まあ外国に比べれば民度が高いと言われる日本人の中にも悪いことをする人は一定数いますので、スーパーのように薄利多売の商売ではこれくらいやらないと経営が立ち行かないのかもしれません。
個人的には一度使ってみて早くて便利なことは実感できましたので、今後セルフレジが使える店では積極的に利用していきたいと思います。
ツイッターでも書きましたが、僕のブログでもこれに関する記事が数日後に出てきますw
まあその時は生暖かく読んであげてください。