頭に謎のコブができて皮膚科へ

2週間ほど前に頭皮にボコりと膨らんでいる部分があるのに気がつきました。

手で触ってみると直径1.5cmくらいはありそうで、明らかに盛り上がっているのがわかります。

頭皮に謎のコブ

場所はちょうどつむじの少し前あたりの髪の中です。

特に痛みなどは感じませんでしたのでしばらく経てば治まるかと思って放置していたのですが、一向に消える気配がありません。

また一旦気がつくと気になって始終いじったりつついたりしているうちに、少し血がにじむようなこともありました。

ちょうどその間に散髪に行く機会がありまして、くしなどが引っかかっても何ですので散髪屋さんにも場所を告げたのですが、これは感染性のものかもしれないと言われました。

もし本当に感染性のもなら散髪屋さんにも迷惑をかける可能性がありますし、家族などにうつす危険もありますので、正月が来る前に皮膚科に行っておくことにしました。

診断結果は脂漏性角化症

皮膚科での診断結果は、脂漏性角化症というものでした。

なにやら聞き慣れない病名ですが、皮膚の表皮細胞の遺伝子に異常が発生し、細胞が異常増殖して皮膚から盛り上がったものとのことです。

これだけ聞くとちょっと恐ろしげですが、良性のもので癌化する恐れは無く、また感染性も無いそうです。

さらに家に帰ってから調べてみると、老人性のイボ・シミと同類のようですね。やはりこれも老化の表れでしたか。

治療が結構荒っぽい

上記のように良性ですので必ずしも治療する必要は無いようですが、残っていると感覚的に気になるのと、くしなどが引っかかる実害も有りますので治療してもらうことにしました。

ただその治療方法というのが、患部に液体窒素を塗り付け、異常な表皮細胞を超低温で破壊して除去するというなかなか大胆なものでした。

行った皮膚科は小さなクリニックでしたので大きな病院でも紹介してくれるのかと思いきや、その場で看護師さんが紙コップに入った液体窒素を持ってきて、それを医師が綿棒で塗布するという何ともワイルドな展開となりました。

治療している最中はだんだん患部がズキズキと痛みだしましたが、我慢できないほどの痛みではありません。

これで2~3週間ほど様子を見て、患部にできたかさぶたが自然に剥がれて膨らみが消えていれば治療終了とのこと。まだ跡が残っていれば、再度治療となります。

というわけで悪いものではないことがわかって一安心ですが、やはり歳をとると色々なものが出てきますね。

このブログでも書いていますが、五十肩、帯状疱疹、そして今回の脂漏性角化症と、老人に多い病気を確実にトレースしていっています。

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